2013年12月26日木曜日

敦賀へ。(前編・河豚)

だいぶ前に、H城鍼灸院の院長先生から蟹をいただき、妻と食していたら、「蟹も大好きだけど、河豚もいいよね。」と言ったのだった。妻は大の海鮮好きである。そんな時、JRの駅で、日帰りの河豚ツアーのパンフレットを発見した。特急サンダーバードで京都から敦賀まで行き、河豚のコース料理を食べて、観光して帰ってくるというものだった。料金もそんなに高くはない。ちょっとした旅行気分も味わえる。
http://tickets.jr-odekake.net/pamph/PT13000156/index.html?page_no=1
妻は最初、そのパンフレットを見ていたのだが、そんなに乗り気ではなかった。ところが、少ししてから「敦賀に行こか。」と言い出した。パンフレットの片隅に、観光案内があり、そこに「敦賀ムゼウム」というのが載っていたからだ。ムゼウムというのは、ポーランド語で「資料館」と言う意味である。聞くと、以前TVで見たことがあるそうである。杉原千畝氏が発行したビザによってユダヤ難民が到着したのは、敦賀だったのだ。レプリカだが、「命のビザ」や、ユダヤ人を迎えた当時の様々な資料があるとのこと。「河豚+敦賀ムゼウム」が決め手になったらしい。

と、いうわけで今日二人で行ってきたわけだ。ムゼウムの話は、後編として明日に譲るとして、河豚はなかなか美味しかった。長いこと、腹いっぱい食事を取っていなかった私だが、今日は妻公認で楽しませてもらった次第。
ところで、敦賀の町には、よくわからないのだが松本零士の漫画の銅像がたくさんあったりする。銅像にシャッターを切りながら、シャッターの閉まった店ばかりで人通りが少ない商店街を、カロリー消費のために5Km弱ほど歩いたのだった。アベノミクスは、まだまだ地方都市・敦賀にまで浸透しているようには見えなかったのだ。大阪の公立高校の教員も同様だが…。

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