2011年10月19日水曜日

JICA高校生セミナー2012始動

2007年セミナーから。ディマクコンダの山田耕平氏講演中
一昨日、私の職員室の机上に、JICAの封筒が置かれていた。事務の方が置いていただいたものだ。先日も事業報告書などが届いた直後だったので「?」となった。開封すると、全く想定外の書類が入っていた。いつも春に行われている高校生セミナーが、1月7日・8日の土日の1泊2日の日程で開催される旨が書かれていたのだった。実は、本校は春休みの例年並みに開催されると、普通科の入試(後期入試)の関係で私の参加が厳しいことも十分考えられる。今年は駄目だなと半ばあきらめていたのだった。

それが、たとえ1泊になったとしても…。パァッと光がさしたのだった。速攻で、校長・教頭の許可を得て、セミナー概要と参加申込書をコピーし、3年生の担任の先生方に相談した。参加者4人のうち、2名は私の政治経済というより、アフリカ開発経済学講座を受講している熱心な女子2名で決定だ。残る2名の男子生徒を、先生方の推薦で、哲平さんやアルーシャに行くO君の後輩となる予定の生徒と、英語の教師を目指しているリーダーシップのある生徒でいくことに決定した。これまた速攻で、試験終了後呼び出し、内容を説明、参加申込書を手渡した。
保護者の印も含めて、参加申込書が今朝揃い、校印つきの申込書と担当者のAさん宛に手紙も添えてこれまた速攻で投函した。おそらく参加できると思う。正直、無茶苦茶早い対応である。それくらい、セミナーの1月開催が嬉しかったのだ。
本校生は、ほとんどの生徒がクラブを頑張っている。JICA大阪に連れて行きたいと思う2年生もクラブで頑張っている。テニス部など、近畿大会の試合当日らしい。だが進路の決定した3年生なら、十分連れていける。前任校では全く考えられない人選だが、今回はうまくマッチした。

さて、今回のセミナー、10時30分開始である。ワークショップは、例によって大阪一のファシリテーターのS先生である。「学びを問い直す」がテーマ。昼食の後、バングラディシュで活躍中の方の講演、テレビ会議でのバングラディシュの高校生との意見交換、そして「教育開発プロジェクト」の企画へと発展するようだ。おそらく、途上国における『教育』を考える内容になっているようだ。その後、このところ定番のグループワークへと続く。1泊なので、今回は研修員さんとの交流会はない。まあ、レストランとかで十分交流できると思う。

本校としては、初の参加となる。3年生が、どれくらい他校の生徒と協力してやれるか楽しみである。まさに試金石。またまた燃えてきたのであった。

2 件のコメント:

  1. 凄い!!この素早い対応!先生の情熱を感じさせられました。南の生徒も来るんでしょうか?楽しみですね。レストランでの食事中など、時間外での研修員さんとの交流に期待です!

    返信削除
  2. コメントありがとう。男子2名が申込書を持ってくるのが遅れたので、ほんとは、まだ1日早めれたくらい。(笑)きっともうJICA大阪に着いていると思う。(笑)この早さに勝負してこれるのはユネスコ部で参加者を固めている大教大池田くらいかな。南も、後輩のU先生やR先生が対応してくれているよぉ。

    返信削除