2011年10月14日金曜日

秋はブタクサ…

秋はブタクサ…ゲホゲホ
このところ、花粉症に悩まされている。秋はブタクサ。…鼻にくる。鼻が詰まって、口呼吸するからか、咳き込むこともしばしばである。なかなか苦しい。妻は鼻だけでなく目にもきているらしい。
私の住んでいるところは、つい最近まで鳥獣保護区の看板があったりして、自然が豊かだ。鳥の鳴き声で目を覚ますこともある。なかなか環境はいいのだが、きっとどこかにブタクサも潜んでいるに違いない。

というわけで、最近授業をするのに、ミネラルウォーター持参という、えげつない状況が生まれている。悲しいかな、社会科教師は講義することが多い。50分間、ほぼしゃべり続けである。花粉症が結局喉にくるのだ。咳き込んだり、声がかれたりする。ゲボゲホ。今日も、3時間の授業をした後、放課後は生徒の希望もあって、世界史の補習をしていた。昨日は、進学希望の生徒のための補習をしていた。毎日4時間くらいはしゃべり続けているのである。ゲホゲホ。

と、突然話題を変える。今日モーニングで、またまた日経を読んでいた。スポーツ欄に面白いコラムが載っていた。うろ覚えだが、内容を記しておきたい。沢木耕太郎の「ワシ」の話から始まる。たしか『バーボンストリート』に書かれている話だったと思うのだが、よくスポーツ新聞などのインタヴューで、「私」や「僕」と言っているにもかかわらず「ワシ」と表現する場合があると、沢木耕太郎は書いている。相撲取りやベテランの野球選手などが「ワシ」にされた。コラムニストは、そのエッセイを読んで感銘を受けたという。たしかに、そういうイメージが作られると、面白い記事になる。しかし、インタヴューというのは、正確に内容を伝える必要がある。だから、うまい相槌をうつように先輩にしごかれたものだ、と。ところが、最近は、インタヴューすると、本人が自ら「ウン」と相槌をうつ事が増えたという。「そうですねえ、今日は調子良かったですよね。ウン。」と言った感じだ。

インタヴューの相槌は、する方がうつのが自然だ。何故本人が自分で相槌をうつのか。日経のスポーツ・コラムニストは、ブログやツイッターなど、一方的に発信する機会が増えたからではないかと推測する。

なるほど。するどい指摘だ。そういえば、私もブログで1人つっこみをしていることもある。上記の「ゲホゲホ」など、その典型である。いやいや、大阪人としては「1人ボケ」かもしれない。

追記:先日(10月11日付ブログ参照)、前任校の美術部の部長にお願いした王さん・劉さんへの色紙が完成し、国際交流部の先生に手渡したとのメールを夕方受け取った。本当にありがとう。嬉しいなあ。こういう気持ちの輪が地球市民の育成につながると私は思うのである。中間考査や受験勉強で忙しい中、協力してくれた国語科3年生の諸君に感謝したい。重ねて、…ありがとう。

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