2011年10月30日日曜日

サムスンのアフリカ教育支援 好

パリのシャルル・ドゴール空港に着いて、驚いたことがある。ブルキナ行の時の話だ。空港内のあらゆるところに、サムスンやLG電子の看板が溢れていたのだ。今、韓国の電子産業の発展は凄まじい。日本でも最近携帯電話などでガンガン頑張っていて、時の流れを強く感じる。

その韓国のサムスンが、南アフリカで「太陽電池付きの貨物コンテナを使った移動教室」を開発し、試験運用しているというニュースを読んだ。電力を得られないところでもパソコンやインターネットが使えるという。
http://japan.internet.com/webtech/20111030/1.html

こういう動き、教育関係者のはしくれとして大歓迎である。先日、今月末には世界の人口が70億を超え、アフリカでもますますの人口増が見込まれる。いつまでも、デモクレイジーでガバナンスが悪く、農業生産性が低いままで良いわけがない。やはり、教育をコアとした開発が必要だ。GDPの増大だけが開発ではない。なによりも子供の潜在能力を十分生かせるようにしなければならない、と私は考えている。

サムスンのこの取り組み。私は大いに期待したい。日本では、中国や韓国のこういう発展に伴う行動を批判する人もいる。ナショナリズム的やっかみである。こういう感情は、ガソリンスタンドCM的に極めて醜い。地球市民は、そういう感覚をもたない。良いものは良いのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿