2011年10月15日土曜日

ウガンダにアメリカ軍派遣

ウガンダの忘れられた紛争(8月3日付ブログ参照)解決のためにアメリカ軍が派遣されるというニュースが流れた。人数は100人だというが、グリーンベレーだという情報もある。イラクやアフガンからアメリカ軍は撤退する今何故?という感じだが、おそらく南スーダンの石油権益やコンゴ民主共和国の紛争鉱物であるレアメタルの確保を睨んでの派遣と見るのが妥当だろうと思う。私は、アメリカは嫌いではないし、ことさら批判する気もないが、国益を無視した軍の派遣はありえないと思っている。

ウガンダだけでなく、コンゴ民主共和国や南スーダン、中央アフリカ共和国にも各国政府の賛同が得られれば駐留するという。それほど、この地域がそれくらい世界的に重要な地域になったのだということだろう。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-23643720111015?feedType=RSS&feedName=worldNews

これまで、アフリカの紛争の多くはほっておかれた感がある。今、というのはアメリカの世界戦略上のタイミングであるとともに、平和学で言う紛争の長期化で厭戦気分が生まれつつあるからかもしれない。あるいは、経済格差へのデモが続く中、オバマ大統領の人気回復のための方策かもしれない。

ここでまた私は、うーん。と、一人つっこみをするしかないのである。

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