2010年5月24日月曜日

食料の世界地図第2版


 今日は、血糖値の上昇を受けて、T屋のカツ丼をやめ近くのスーパーで”惣菜のお豆を煮たやつ”を買ってランチとした。(ちょっと情けないのである。)お豆を1粒1粒箸で取って口に運ぶのに時間がかかる。悲しくなって職員室の私の机の本を無作為に取り出した。それが、今日のタイトル『食料の世界地図第2版』である。だいぶ前に購入したカラーの本である。高価(2600円+税)である。教材として買ったのだが、あまりゆっくり見たことがない。豆を口に運びながら眺めていた。

 目にとまったのが、37・ファーストフードのページである。”米国では全供給熱量の10%がファーストフードによって接種されている”とか、”アフリカにハンバーガーはない”…ハンバーガーチェーンは、サハラ以南のアフリカ諸国へは投資を行っていない。その理由として先進国ではファーストフードは手頃な安い食べ物とされているけれども、開発途上国の人々の間では、そうは限らないということがあげられる。同様の理由でマクドナルドは南米市場から撤退している。…とか、”ビッグマックを買うのに必要な労働時間”イギリスで0.2時間、ハンガリーで0,8時間、トルコで1,4時間、ウクライナで3,3時間、グルジアで5,0時間とか…。このグラフと肥満とされる男性の割合が示され反比例していることが明らかにされていたり…なかなか面白い。(イヤイヤ、私の場合、面白がっている場合ではない。)

 39・広告とマーケティングのページも面白い。”食品業界は2001年において400億ドルの予算を宣伝に費やした”らしい。子供向け番組で放映されたコマーシャル1時間あたりで、食品関係のコマーシャルが一番多いのは、オーストラリア(12/29)、アメリカ(11/24)、イギリス(10/17)、フランス(8/16)となる。(食品CM/1時間あたりのCM)である。菓子類や朝食用シリアル、ファーストフードなどの商品であるそうな。

 ところで、今日の夕刊にドナルド(レーガンではない。マクドナルドのキャラクターのドナルドである。)に引退勧告が、某NGOから出されたという記事が載っていた。半世紀にわたり子供の肥満化、あるいは大人も含めて糖尿病等の成人病を助長したのがその引退勧告理由だとか。マクドナルド社は『あほか』と無視するらしい。
 あの強烈なドキュメンタリー映画『スーパーサイズ・ミー』(私のブログの血糖値シリーズのキャラでもある)にも、今回の引退勧告にも、ロールズの正義論にもめげず、これからも新自由主義の利益道をひたすら走り続けるらしいのである。うーん、頑張ってるなあ。そのうち石川遼クンも引退勧告されるぞぅ。

2 件のコメント:

  1. 先生がお豆を一粒一粒掴んで食べている様子・・・
    ちょっと想像してしまいました。

    グルジアの人が、5時間働いてやっとビックマックを食べられうというのは、本当に驚きでした。
    マクドナルドも病気の子供たちの家族の為に、マクドナルドハウスを展開したりしていますが、
    そういった国々の人でも食べられるような、低価格なマクドナルドを展開して欲しいなぁなんて思ってしまいました。

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  2.  途上国でも、あんまり食べない方がいいと思うよぉ。そもそも身体に悪い。味を良くするために多くの身体に良くない成分を多用している。いっぺんスーパー・サイズ・ミーというドキュメンタリー見てみて。
     また牛肉は1kgの肉を作るのに莫大な牧草を必要とする。農業経済学的に、もし世界中の人々が、安価に食べだしたら、食料危機が間違いなしという現実もある。この世界はまさに異常な状態になっているのであります。   

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