2021年6月5日土曜日

今年度 地域みらい留学開始

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この土日、早くも「地域みらい留学(全国募集)」の取り組みが始まっている。我が塾からも私の代わりに、今年もJ先生が三崎高校の取り組みをサポートしてくれている。先日、打ち合わせ会があって、県教委が作ったパンフレットを塾に持ってきてくれた。愛媛県だけでも、今年は14校が、この「地域みらい留学」に参加しているようだ。

大きな時代の流れなのだろうと思う。幸い、三崎高校は県内でもこの取り組みでは先駆的かつ大きな成功を収めているといえる。何故なのかとパンフをめくっていて、気が付いたことがある。風光明媚であることは、他も同様。海が好きなら島の学校もある。海岸沿いの学校もある。その高校ならでは魅力的な取り組みをしている学校も多い。もちろん三崎高校の地方創生の取り組みは凄いのだが…。

三崎高校が強い決め手は、下宿あっせんのみの高校もある中で、寮費(食事費も含めて)が、この14校中で最も安いのだ。もしかしたら、全国的に見てもそうなのかもしれない。

三崎高校には、県が建設した速水寮、今春町が建設した未咲輝寮がある。実は町立未咲輝寮の方が新しいし、高いのだが、このパンフにあるとおり23000円。速水寮ならもっと安く2万円を切る。この春からは、夕食時に、まりーな亭のご主人(実はOBで、PTA会長でもある)が寮のキッチンに立ち、毎日暖かい食事を提供してくれている。コロナ禍のこともあるかもしれないが、なかなかできることではないと私は思う。伊方町はもちろん、地域を挙げて三崎高校を経済的にも精神的にも支えていただいているわけだ。

改めてありがたいことだと思うのだった。

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