2021年6月22日火曜日

オリンピックへの老婆心

ウガンダの選手団のなかで、ワクチンを打ってきたようだがコロナ陽性の選手がいて入国拒否されたようだ。その後残りの選手は、合宿所のある大阪・泉佐野までバスで移動したという。入国時に検査して、その後の対応は受け入れの自治体任せなんだという。

まあ、杜撰と言えば杜撰。十分に想定できるケースだと思うが、危機管理マニュアルはないのだろうか。官僚の能力が落ちているのか、ずっと上の方で、何が何でも実施の方針がまともな対応をさせないのかよくわからないが、日本の「和」を貴ぶ、人の好さが裏目に出ているように思う。このままで大丈夫だとは到底思えない。

そもそもオリンピック委員会(IOC)はNGOである。国連の機関ですらない。このNGOに国権を持つ日本政府が気を使いすぎているのではないか。国民不在の感はいがめない。

まあ、このコロナも、ワクチンも、商業的オリンピックも、全て金にまつわる欲望に支配されているように感ずる。結局のところ、真実は覆い隠されたままだ。どうも不思議な世界になってしまっている。非常に気色悪いのである。

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