2020年12月26日土曜日

中国の停電と石炭と大寒波

https://weathernews.jp/s/topics/202012/220135/
先日エントリーした中国の停電がひどい様だ。上海などでも停電が続いているという。上海には高層ビルが多い。上水道はポンプで水を汲み上げているし、断水の可能性もある。エレベータも動かない。生活に大きな支障があるはずだ。もちろん、そんな声は日本に届かない。中国共産党政府は、ここにきて急に地球温暖化への貢献故の停電だと言い出した。プロパガンダにもほどがある。国際的な調査団派遣を言い出したオーストラリアへの制裁としてオーストラリア産の石炭輸入を止めたが故の人災である。

上海はまだいい。地方、特に東北部の人々が心配だ。停電も大変だが、まだまだ石炭で暖をとっている人々も多い。この年末年始、日本にも大きな寒気がきそうだ。今日の画像を見ていただきたい。中国大陸の東北部の寒気は凄い。中国東北部はケッペンの気候区分で言えばDwになる。冷帯で冬乾燥する=雪が少ない気候である。北海道でも雪が降ると大変ではあるが気温が低くなるわけではなく、シバレル=北海道で言う寒いという表現は、雪を伴わないらしい。よって、冷帯の中でもさらに寒い地域に属する。

私はこの天気図を見て震えた。東北部の人々は大丈夫なのだろうか?凍死者が出ないことを祈るのみ。東北部の黒竜江省は、私の数少ない中国の友人・劉さんの故郷である。

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