2020年3月22日日曜日

米国の帰国勧告と為替スワップ

http://dafi1637.blogspot.com/
2017/10/north-korea-to-usa-map.html
19日、米国が、全ての渡航の中止と海外に滞在している国民に対し、速やかに帰国するように促した。もちろん、新型コロナウィルスの感染拡大を防止するためであるが…。
https://honichi.com/news/2020/03/20/covid19america/
一方、同じく19日、米国FRBは、韓国など9か国に、為替スワップ協定を結んだ。協定の期間は6か月である。これも、新型コロナウィルスによる世界的な経済不況でのドル資金供給不足を補い、混乱緩和をめざしたもの…らしい。
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2020/03/268080.php

アメリカは、普段はどんなに分裂していようと、ここぞと言うときは団結して危機に対処するという国だ。矢継ぎ早に効果的な政策をうち、すでに酸素吸入乳機を自動車会社に作らせたりしている。民主主義国だが、危機的な状況に際しては、大統領の権限の大きさがモノを言う。かの大統領閣下も、民主党でバイデン氏が出てきそうだし、経済が行き詰っていて、やおら危機感を強めているはずだ。米国のプロ中のプロのシンクタンクは健在だ。四の五の言わず、彼らに任せたような気がする。

ただ、帰国勧告と韓国への為替スワップは、朝鮮半島から米軍が撤退する口実と米の資本引き上げの最大のバックアップ作戦にも見える。この帰国勧告で、米軍並びに米企業の家族を合法的に引き揚げさせることが可能だ。企業戦士も引き上げるかもしれない。軍は6か月以内に準備を進める可能性もある。ウォンが下がり、株価も下がっている。この6か月以内に回収できる米資本をドルに換え、引き上げるための為替スワップだという声がWEB上で上がっている。韓国は通貨スワップでアメリカが助け舟を出したと言っているようだが、私はアメリカの撤退作戦だと見ている。

…アメリカが、経済的にも軍事的にも朝鮮半島から撤退すると言うことは何を意味するのか。今日のところは、これ以上の推測を停止したい。

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