2020年3月5日木曜日

公営塾ネットワーク会議

今日のネットワーク会議での未咲輝塾のポスターセッションの画像
本来なら、今日は東京の産業能率大学で、PP社が関わっている全国の公営塾の研修会が行われている日であった。早朝、車で松山空港まで行ってANAで羽田へという強行軍の予定だった。ところが、例のパンデミック騒ぎでオンライン=ZOOMで全公営塾講師が参加する形式になったわけだ。

今日は13:00スタート、18:00終了だったが、明日は10:00スタートで午後まで続く。このオンラインでの会議、なかなか疲れるが、得ることもいっぱいあったのだった。今日の成果は私のノートにメモされている。

細かいことも多々あるが、最も印象に残ったのは、軽井沢高校の公営塾のイベントの話である。SDGsのワークショップをNPOに依頼し、生徒、教員、行政、地域の住民が参加したそうだ。仮想都市で、学生、行政、商業などの役割に分かれ、経済、環境、人口、暮らし・文化という4ポイントをバランスよくゲットするようなワークショップだそうだ。(様々なSDGsのワークショップがあるが、おそらく定番のものだと推測できる。)面白いと思ったのは、たとえば行政の役割を、プロの行政職員と生徒が4人中2名ずつ果たしたという話だ。生徒にとっては、プロの考えを知る貴重な経験になるし、行政側からすれば、高校生の発想を知る貴重な経験になるわけで、このワークショップ後、行政や地域組織から高校生との地域協働の出発点になったという。

三崎高校では、こういう地域協働はすでに軌道に乗っているが、行政とはまだまだであると思う。来年度の目標のひとつにしてもいいのではないか。また、SDGsが大きな役割を果たしたのは、ESDの徒としては実に嬉しい。反対に、SDGsだからこそ、行政を含めた参加者を集めれたのではないかとも思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿