2019年11月19日火曜日

ケニアで世界人口開発会議

https://tokyo.unfpa.org/ja/icpd
25はカイロ以来25周年を意味する
月に最低1回は、また何が何でもアフリカの事をエントリーしようと考えている。我がブログのタイトルはアフリカ留魂録であり今もアフリカ・ウォッチャーであるからだ。さてWEBでニュースを検索していて、ケニア・ナイロビで世界人口開発会議が開かれたという記事を発見した。

約160か国、6000人以上の参加といわれるこの会議の最大の焦点は、女性が妊娠や出産をするかしないか自由に選択できる基本的権利「リプロダクティブ・ライツ」をいかに保証するかだという。アフリカでは、女性の権利が守られていない場合も多く、望まない妊娠や出産に苦しむという課題があり、日本など先進国では女性の労働環境や子育て支援の改善が進まず、望む人数の子供を産めないという課題がありベクトルは違うが、帰着点は「リプロダクティブ・ライツ」である。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191112/k10012174921000.html
https://zuuonline.com/archives/207059

SDGsには、第5の目標「ジェンダー平等を達成し、全ての女性および女児の能力強化を行う」のターゲット5-6「国連人口開発会議(ICPD)の行動計画及び北京行動計画、ならびにこれらの検証会議の成果文書に従い、性と生殖に関する健康及び権利への普遍的アクセスを確保する。」とある。

ところで、フランクフルター・アルゲマイネ紙の記事によると、ヴァチカンはこの会議に反対し、代表を送らなかった。カウンター・イベントでケニアの司教は「(この会議は)若者を腐敗させ、外国のイデオロギーの奴隷にする努力をした」と批判しているらしい。
https://www.faz.net/aktuell/politik/ausland/weltbevoelkerungskonferenz-in-nairobi-der-vatikan-ist-nicht-dabei-16481853.html

…子供を産むということは神の恩寵であり、神の意志であるというドグマから当然の反発だと思われる。SDGsも、こういう神学的な批判を全く無視しているわけではない(=普遍的なアクセスを確保するという表現)ようだが、アフリカなどの民族的な慣習についてはターゲット5-3で触れ、これらを否定している。この辺は、かなり微妙だ。

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