2018年3月28日水曜日

激動する東アジアを憂う

http://blog.livedoor.jp/pacco303/archives/59548809.html
北の黒電話さんが、独裁体制を固めた習おじさんの元に走ったようだ。儒教世界では、面子が重要である。もし習おじさんと会わないまま、12点男と直接会談したら、習おじさんの面子は丸つぶれである。しかも、もし12点男が牙を向いてきたら、中国がどう動くか、国境でどんな動きをするかで、北の(自分の)命運が決まる。最大の懸念であっただろう。どんな言質を習おじさんからとったかはわからないが、12点男と会うために必要な儀式であったと思われる。一方、12点男は、中国と貿易戦争をすると、プロレス的に吠えている。敵なのか、味方なのか。全く読めない。一方で、国務長官の首をすげかえ、強硬派を任命した。ロジックもくそもない。まさに、米朝、地獄八景亡者の戯れである。意外に冷静なのは習おじさんで、懐の深いところを見せている。米朝を手玉に取っている感もある。本気で貿易戦争に立ち向かう気もなさそうだし、12点男が、実際の戦争を仕掛けても、動くかどうかわからない。いくつものカードを得た感じだ。まだまだ評するには早いが…。

日本では、このままいくと今の政権はもたないだろう。レイムダックになった政権は、何をやってもダメだ。いくら初めてヒロシマに来てくれたといっても、12点男の最大の敵・オバマ氏と寿司屋に行って盛り上がっても、国益にはなるまい。夫婦共々にほんと軽率である。

とはいえ、私はもうこの辺で、12点男と切れてもいいのではないか、と思っている。少なくとも12点男のアメリカとは…。どこへ連れて行かれるかわからない。鉄鋼とアルミで、日本をもターゲットにしているらしい。実は、たまりに貯まった日本所有の米国債を売ってしまえば、日米の縁は切れる。さらに日本の輸出入代金をドル建てから円建てにすれば、さらにいい。この2つの肉を切らして骨を断つ政策を実行すれば、アメリカ経済は崩壊する。ただし、日本は狂気の円高になり、アメリカのドルは暴落し、貿易戦争もクソもなくなるだろう。まあ世界経済もいっしょに崩壊するだろうが…。ついついそんな夢想さえしてしまうのであった。

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