2018年3月9日金曜日

650番バスの蜘蛛爺々

タイトルで検索したら釜爺登場
http://faithrm.blog.so-
net.ne.jp/archive/20100609
朝の通勤バスの話である。かれこれ2年閑も同じ時間帯(といっても日によって差が激しいのだが…。)のタマンデサを一周して、ミッドバレー・KLセントラル経由のパサセニ行きの650番に乗り続けていると、バス友というか顔なじみがたくさんできた。

だいたい朝の挨拶をすることが多い。どの人が先の停留所で降りるかも知っていたりするので、バス停一つくらいは立っていることもある。最も早くバス友になったのはインド系の紳士である。席をゆずることを美学だと考えているようなナイスガイなのだが、最近腰を痛めているようで元気がない。心配している。
2ヶ月くらい前だろうか、タマンデサの一番奥にある停留所から乗ってくる中華系のオジイサンがいる。一度バスがバウンドして倒れ、危うく怪我をするところだった。乗客みんなが心配したのだが、なんとか無事だった。そのオジイサンとも毎回挨拶を必ず交わす。いつも笑顔で気持ちのいい人である。私が心配していたのをよく覚えてくれていたようで、イス席に向かう階段では手をかすときもある。

ところで、変な常連乗客もいる。それが今日のエントリーのタイトル「蜘蛛爺々」である。いつも野球帽を被っている中華系の老人だ。イス席の一番前の通路側が蜘蛛爺々のお気に入り。横の空席に女性を迎え入れることを生き甲斐にしているようだ。若い男性が座ろうとして蜘蛛爺々が拒否してしたシーンを2・3度見たことがある。最近はわざわざ身体ごと、横を向いてさあどうぞという感じで、女性客を迎え入れている。ところが、多くの顔なじみ客は、この蜘蛛爺々の魂胆がわかっていて、避けている。(笑)先日、この席に少し太った男性が座ろうとした。意外に蜘蛛爺々はすんなりと座らせた。意外だった。どういう心境の変化だったのだろう。

という感じで、私は案外朝のバス通勤を楽しんでいるのだった。マン・ウォッチングはなかなか楽しい。

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