2017年9月27日水曜日

ヘイズと妻の咳き込み

ヘイズの時のペトロナスタワー https://asia-tropicallife.blogspot.my/2015/09/
インドネシアの焼き畑農業による煙害をヘイズと呼び、マレーシアではスモッグのような状態になり、一気にノドがやられたりする。日本で言えば黄砂のようなものだ。だいぶ前のことになるが、引っ越ししてから、ヘイズの日が数日あった。

新しい部屋は風通しが実に良いので、妻は非常に喜んでいた。ところが、このヘイズ以来、おそらくはクアラルンプールの車の排気ガスなどの影響も加わって、部屋の空気が実に悪くなったようだ。風通しは良いが故に、そういう呼吸器に良くないものもだいぶ入ってきたらしい。妻は、これにやられてしまったようで、ひどい咳き込みをするようになった。妻に聞くと、こういうKLの空気の悪さに呼吸器をやられた友人が多いのだという。友人は、いざというときのための気道を広くする薬を持っているとのこと。一度シュッシュと吸い込むと楽になるらしい。

そういう前提を示したうえで今日の話になる。今日はIBTの定期試験の最終日で、比較的余裕があったので3時すぎから帰らせて頂き、妻とモントキアラの日本語の通じるクリニックへ、その薬をもらいに行ってきたのだった。意外に交通費(タクシー代)も治療費も安く済んだし、何より妻が(薬を手に入れたことで)安心したので、私もホッとしたのだった。

中進国マレーシア。公害の先進国であった昔の日本をちょっと彷彿とさせる話である。

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