2017年7月6日木曜日

IBTの話(104) ドッジもドッジ

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総合科目の公民分野では、日本の経済史をやっている。テキストにしている「ハイレベル総合科目」では、国際収支や外国為替の学習の前にその記述があるのだが、これらの国際経済の分野を先に学習している。と、いうのも、$1=360円の固定相場制や、ドルショック、プラザ合意、アジア通貨危機、リーマン・ショックなどを語る上で、これらの学習が必要だからである。

今日の授業(90分)では後半にWWⅡ直後・特需前の5年間の日本経済について語っていた。ドッジラインの話が出てくるのだが、インフレ対策として、ドッジが$1=360円の固定相場を導入、超円安で輸出拡大をはかるのだが、加工貿易で国富を得ている日本の原料輸入が超円安で苦しむことを考慮しなかったこと、緊縮財政で有効需要を注視し、日銀の債務借り入れ金を優先したので銀行の企業への融資が冷え込み、反対にすごいデフレになってしまう話だ。

それ以前の需要インフレへの傾斜生産性と、そのための国債大量発行で、通貨量が減りインフレはおあさまるはずだったのだが、同時に通貨を大量発行してしまった(高橋是清無き)日本政府の財政政策もスカタンではある。で、今日の結論。「日本政府もドッジラインも、ドッジもドッジ。」日本語力のある学生は大笑いしていた。

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