2017年2月12日日曜日

ディストピアとは何ぞや?

http://www.booktopia.
com.au/dystopia-dave-golder
/prod9781783613212.html
ディストピア(dystopia)…。特に英語力のない私には、聞き慣れない語句である。ユートピアの反対語らしい。オックスフォードの辞典によると、この語を最初に使ったのはJ・S・ミルだそうだ。ディストピアとは、平等で秩序正しく、貧困や紛争もない理想的な社会に見えるが、実態は徹底的な管理、統制がしかれ、自由も外見もにであって、人としての尊厳や人間性がどこかで否定されているような社会を言うらしい。

なぜこんなことを今日エントリーしたか、というと、あるWEB記事に国連の「世界幸福度ランキング2016」の更新版が出ていて、日本53位なんだそうだ。1人あたりのGDP、社会福祉、健康寿命、人生における選択肢、寛容性、腐敗認識、そしてこのディストピアの7項目で測定したものらしい。で、日本は、このディストピアの数値が非常に低いらしい。

社会科学において、こういうランキングは、ある意味、重要な示唆を含んでいることが多いのだが、私はそれ以上に、このディストピアをどう数値化したのか興味がある。このディストピアという基準、そもそも価値観の問題のような気もするし、国民性も大きく左右するような気もする。だから日本の順位について、あるいは他国の順位についても特にコメントする必要性はないと思う。

ともかくも…ディストピアという概念。なかなか面白いと思うのだ。
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/

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