2017年2月14日火曜日

オルタナティブ・ファクト

https://www.cagle.com/steve-
nease/2017/01/alternative-facts-5
某超大国の政府高官が、「オルタナティブ・ファクト」というコトバを使ったことが大きな反響を呼んでいる。例の「POST TRUTH」に極めて似たコトバである。直訳すれば、「もう一つの真実」ということになるらしい。真実をウソで覆い被してしまう悪魔のレトリックだ。例の就任式で、人数が多い、少ないというハナシから飛び出してきた。

全く言語道断な権力者であるわけだ。例のイスラムの人々を閉め出す動きこそ、司法判断でストップがかかったが、その裏でこそこそと動いているらしい。国家安全保障会議(NSC)の再編成という大統領令は、国家情報局長官と米軍のトップ統合参謀本部議長が排除され、極めて危険な反グローバリストのスティーブン・バノン補佐官をこの会議に入れることになった。安全保障首席補佐官のこれまた危ないマイケル・フリン(今日、ロシアとのスキャンダルで辞任したが…。)も入った。私の感覚では、こういうシステムには歴史がある。なぜそういうシステムが取られてきたかという命題があるはずだ。これを無視するすると、あまり良くない結果が待っている。国内でも大きな問題になっているらしいが、移民問題のほうも大変なので、混乱しているらしい。だから、このイスラム移民の問題は目くらましかもしれない。

法のもと、真実を述べるから、権力をもつものは信用を得る。自分のためではなく、一部の人々のためではなく、全ての人々のために権力を使うから権力者は信用を得る。でなければ、抵抗権で打ち倒される。社会契約とはそういうシステムだったと私は思うのだが…。

http://www.msn.com/ja-jp/news/world/
http://www.mag2.com/p/money/32865

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