2015年3月21日土曜日

横尾忠則「大涅槃展」を見に行く

横尾忠則 大涅槃展 涅槃コレクション(撮影可)
入試も一息ついたので、妻と久しぶりに展覧会に行くことにした。JIR灘駅をはさんだミュージアム・ロードにある横尾忠則現代美術館と兵庫県立美術館をハシゴすることになった。

左がミッキー HPより(拡大)
横尾忠則の方は2度目だが、今回は「涅槃」がテーマである。大涅槃展。ブッダが、右腕を立てたまま横たわって他界した姿を涅槃像というがこれは死のイメージである。同様な(女性が)横たわる姿で猥雑な生を表す場合もある。横尾忠則は、このようなダブルイメージの涅槃像が大好きらしい。で、生と死をテーマに涅槃展というわけだ。今回のポスターには、涅槃の後ろ姿の絵が使われている。妻が、じっと見つめていて、ミッキーさんがいると指摘した。おお。横尾作品は、こういうシャレがきつい。(笑)

シャンバラ 水其天
ところで、今回の展覧会で、なつかしい作品にであった。インド的なシルクスクリーンの作品群・聖シャンバラである。地・水・火・風・空の五大と天を空其地などのように組み合わせた1973年製作の11の作品群である。
私が高校生のころ、生意気にも「美術手帳」を読んでいたりしたのだが、その表紙に使われていた作品である。左の画像はWEBで検索したもの。横尾忠則の作品群は、私の青春であるわけだ。いやあ、なつかしい。これを見れただけでも来た意味があったというものだ。ちなみに、大涅槃展はこの29日(日)までである。
昼食をとってから、兵庫県立美術館へ向かった。…明日のエントリーに続く。(https://www.pinterest.com/pin/543106036283432912/)

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