2012年10月8日月曜日

コンゴ民主共和国 エボラ出血熱

コンゴ民主共和国で、またエボラ出血熱が拡大しているようである。同国保健省の発表によると、北部のイシロ付近を中心に、9月29日現在で81人が発症が疑われ、36人が死亡したと言う。

このエボラ出血熱、私自身は最も恐ろしい感染症だと思っている。口や目、耳などから出血して死亡するという光景自体が、極めて恐ろしい。エボラウイルスは、コンゴ(ザイール)川の支流であるエボラ川の名を付けられたように、コンゴ民主共和国を中心に中央アフリカで過去10回くらい突発的に流行してきた。

空気感染はないのだが、感染者の体液(血液や分泌物)、唾液、排泄物から感染するので、宇宙服のような防護服で治療する。サルやコウモリなどが宿主だとされているが、未だ解明されていない。

アフリカのこのような話題をエントリーするのは気が進まないのだが、現実である。すでに、国境なき医師団が現地で戦っているそうである。犠牲者を一人でも救えるよう頑張って欲しいと祈らずにはおれない。

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