2011年12月15日木曜日

奈良教育大の教育実践研究会

朝早くに、奈良教育大学に行っている前任校OBのG君からメールがあった。高校時代履修していない物理や数学を、教授に個人教授してもらっているらしい。(前任校は文系の学校なので、理科は生物と化学のみ。数学も数Ⅲなどない。)理科の教師を目指すには、自学自習しかないわけで、頑張っている様子。またユネスコクラブというのが出来たらしく、明日香へ文学踏査(おそらくWHE:世界遺産教育の実習的なプログラムだと思われる。)に参加したとか。なかなか充実した大学生活を送っているようである。で、メールの後半は、奈良教育大学で行われるイベントの紹介だった。当日は受付か案内役をしているだろうとのこと。…なるほど。

いずれ、理数科教師として国際協力に挑みたいという大志を胸に、着実に実践に移してくれているようだ。嬉しいねえ。ホント嬉しいねえ。

ところで、今日もいつもの本校の近くの公園で喫煙していた。桜の木が紅葉し、そして来春にむけてすでに落葉してしまった。公園の主役はまっ黄色に輝くイチョウに変わり、そのイチョウもパラパラと落葉して、公園に黄色い絨毯が敷き詰められたようになっている。なかなか美しい。
この公園には、早朝からテニス部がランニングをし、放課後は陸上部や野球部がランニングするアスファルトの敷かれた全長500mほどの遊歩道がある。その上にもイチョウの落葉が風に揺れている。風情はあるが、誰かがこれを取り除かねばならないのだろう。ちょうど、私が喫煙している時、大阪市の公園局の作業員さんが、その作業に来ていたのだ。何故解ったかと言うと、なんか…『優しい光景』に出会ったからだ。
イチョウの葉があふれる遊歩道を、杖をつきながら、ゆっくりと歩むおじいさん。その後ろに軽のバンが、トロトロと動いているのだ。クラクションを鳴らすわけでもなく、そのおじいさんの歩みを邪魔すまいと、ゆっくりゆっくりと近づいてくる。やっと、おじさんが遊歩道に沿って曲がったので、車は、スピードはそのままで私の前を通り、作業を開始する場所に着いたみたいだ。おじさんも、ようやく自分の後ろに車がいたことに気づいたようだ。運転をしていた作業員さんに、向かって帽子を上げた。作業員さんは、すでに黙々と作業を開始している。なんの、あたりまえのことですやん、と言うように。

大阪市は、これから激動するであろう。効率化も大事かもしれないが、こういう『優しい光景』が無くなっていくのではないか、と私は危惧している。G君に、いや全ての教え子諸君に望みたい。地に足をつけて、こういう『優しい光景』を演出できる我々でありたい、と。国際協力と言っても、地球市民といっても、こういう感性が何よりも大事ではないか。

帰宅後、奈良教育大学のHPにアクセスしてみた。国際理解教育学会の知人の名前も載っていたりして、こりゃあ行かねばならない、と思った次第。
http://www.nara-edu.ac.jp/ADMIN/SOUMU/unesco111225.pdf

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