2011年12月21日水曜日

アカシアがアフリカ農業を救う

ファイドヘルビア・アルビダ
ナショナル・ジオ・グラフィックニュースの12月19日版で、『アフリカの気候変動 柔軟な水戦略が鍵』というのがあって、一読してみた。イギリスの地理学者の話らしい。要するに、地域、地域で農家の状況を見極めながら、水戦略を練らねばならないということらしい。この問題に関しては、「世界一大きな問題のシンプルな解き方」(7月18日・21日付ブログ参照)の中で、すでに十分提言されている。安価な貯水池の作り方やその実践も描かれていいる。決して目新しい話ではなかった。残念。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20111219001&expand&source=gnews

ところが、このアフリカ関係のナショナル。ジオ・グラフィックの過去のニュースで面白いものをみつけた。2009年9月4日付なので、”ニュース”とはいえないだろうが、私は有為だと思うので記しておきたい。それが、今日のタイトル『アカシアがアフリカの農業を救う』である。

ナイロビに本拠をおくアグリフォレストリーセンターの所長が、アフリカの農地の生産性向上には、アカシアの木の一種であるファイドヘルビア・アルビダが有効だと言う。長期にわたって、窒素の供給源になり、化学肥料を使わなくても土地生産性があがるらしい。この木はサブ・サハラ=アフリカなら大抵育つらしい。農地にこの木を植えておくだけでいいらしい。しかもCOP15でも話題になったという。こういう自然な方法は、いい。恥ずかしながら私はこの事実を知らなかった。故マータイさんもお勧めのこの方法、どんどん進めてほしいものだ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=38531700&expand#title

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