2011年12月2日金曜日

JICA高校生セミナー不参加報告

高校生セミナー2010の様子
今日の昼休み、JICAの高校生セミナーに参加予定の女子生徒が職員室にやってきた。担任のF先生が大喜びして、私にマルのサインを送ってきた。彼女の第一志望のK女子大学合格の報告だった。彼女は、私のアフリカ開発経済学講座(正確には政治経済の授業だが…)の最優等生である。これで、参加する3年生全員の進路が決定した。後は、JICAからの書類を待つだけだなと思っていたら、放課後にJICA大阪から電話があった。

結論から述べると、30校を超える応募があり、本校はその選にもれたのだという電話だった。もちろん先着順でないことは知っているが、気合いをいれて速攻で参加申し込みをしたのに大変残念である。私にしては、かなりねばったのだが、駄目だった。電話の内容は、私がセミナー常連の教員であるがゆえに、セミナー運営の内実にせまる、かなりぶっちゃけたものだったので、ここでは書けない。ただ、最近のセミナーでは、大阪の常連校がかなり占めてしまっていることはいがめない。私は転任したてで、本校は常任校ではなく初参加だが、国際理解教育をやり始めた先生方に経験してもらうのもいいのだろうと思い直したのだった。

好事、魔多し。あーあ。参加予定だった生徒には、2月のワンフェスに連れて行ってあげようと思う。せめてチャイでも奢ってあげようかな。

2 件のコメント:

  1. 参加は間違いない、と思っていたので残念です。
    こんな話を最近聞きました。「看護師になりたかったけど、国際協力もしたかったから看護師になる夢は諦めた。今思えば、看護師でも国際協力はできたのに」
    国際協力のイメージって人それぞれ違うんだなぁと思いました。いろいろな正しい情報を、先生の生徒さん達には教えてあげてください。って、先生の生徒ならきちんと分かっているでしょうね。

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  2. Lily君、コメントありがとう。前任校のほうは、まだ選に漏れたという連絡はないらしい。なんとか私の後継者であるU先生には行ってもらって繋げたい。ホントは電話でもそんなことをJICAのスタッフに言いたかったのだけれど、ここは「分別」というもので、口にしなかったのだった。

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