2011年12月18日日曜日

ボーナスで電子ブロックmini

我が家では、パートナーである妻に、結婚した23歳の時以来、家計の全てを任せている。どれくらい自分が給料をもらっているのかとか、ボーナスがいくら入ったとかは、私の知るところではない。たしか10何年前、「お父さん、ついにボーナスが大台に乗りそうやでえ。」とパートナーが言ったのだが、それから給料が下がり始め、もはやそういう期待はないらしい。(笑)
と、いうわけで、ボーナスが出た。毎年、1万円くらい「ボーナスやで。」と特別にパートナーがくれる。宴会代や出張など予定外の出費は申請さえすればもらえるので、まあホントに純粋に、何にでも使える小遣いとなる。50歳をこえて、1万円くらいもらっても、結局普段はちょっと手が出なかった高価な本を買うくらいだ。若い頃あった”物欲”はほとんどない。これでいいと思っている。

今日は梅田に用事があったので、K屋書店によって、5800円+税というアホほど高い本を買った。以前から欲しかったヴィジュアル版ラルース地図で見る国際関係(イヴ・ラコスト著 猪口孝監修 大塚宏子訳 原書房11年9月10日初版)である。もう1冊買った。大人の科学マガジンVol32電子ブロックminiである。3800円+税。K屋のカードを使って、2冊でちょうど1万円ちょい。

地図で見る国際関係の方はまた、ブログで紹介するとして、今日はこの電子ブロックについて書きたい。私が小学生高学年から中学生だった頃、学研がこの電子ブロックというのを発売していた。プラスチックの正6面体のブロックを組み合わせて、電気回路をつくるという学習機材だった。ブロックの上部には回路が書かれており、ラジオをつくったり,ウソ発見器をくつったりできた。ただ、無茶苦茶高かったので、親に欲しいなどと言えるようなモノではなかった。要するに高根の華。あこがれの商品だった。

当時は、技術家庭という教科で実際にハンダごてを駆使して真空管ラジオを作ったが、私は下手くそで、結局スイッチを入れたら『ビー!』と鳴って、2度と音は出なかった。(このころから私は典型的文系である。)そんな時代の、まさに画期的かつ先端的な商品だったわけだ。今回の大人の科学の付録についているミニ電子ブロックでも50種類の実験ができるらしい。あこがれの電子ブロックをついに手に入れたわけだ。年末年始はこれで、子供のころにもどって遊ぼうかなと思っている。

YouTube電子ブロックmini紹介:同年代の方はきっと欲しくなるはず。

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