2021年8月10日火曜日

蒼い石垣の修復

蒼い石垣が崩れる度に記録した画像
伊方町には、いろいろな魅力があるのだが、私は「蒼い石垣」の美しさが一番だと思っている。平地の少ない佐田岬半島で段々畑をつくるのに、名産の蒼い石を使っているのである。いわば、厳しい環境を生き抜いてきた証、生業の美である。

先日の台風(直撃したわけではないが豪雨だった。)で、教職員住宅前の畑の石垣が崩れた。豪雨がやんだ昨日の夕方のことで、何やら変な音が2回したので、出てみたら目の前の石垣が崩れていた。さらに2度崩れた。畑のオーナーとは顔見知りだが、連絡先が分からない。そうこうしていたら、先ほどオーナーのご主人が修復に現れた。

農業をやるということは実に大変だ。自然が相手だし、予想外の困難が突然来る。ちょっとお話したのだが、「知り合いが崩れていることを教えてくれて、来てみたら心配していた昨年崩れた場所ではなかったので意外だ。」と、言っておられた。

石を集め、土を集め、これから修復されるのだが、私などは何もできない。

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