2020年4月19日日曜日

コンビーフの話

八幡浜のスーパーで、コンビーフの缶詰が1缶200円という安値で売っていた。我が家としては珍しく、ちょっと大人買いしたのだった。私は、コンビーフが大好き。あまり口にする機会はないが、パンにはさんだりして食べるのが好き。まあ、缶詰なので長持ちするし、これからちょくちょく朝食に出てくるだろうと思う。

コンビーフと言えば、昔々ニューヨークのブロードウェイのタイムズスクウェア近くの”〇〇デリ”というカフェで、コンビーフサンドを食べたことがある。店の名前を忘れたので、WEBで探ったのだが、結局不明のままである。25年ほどたっているのだ。無理からぬ話である。
メニューを見て注文したら、凄いコンビーフサンドが出てきた。サンドの横幅が7㎝だとすると、挟まれているコンビーフの幅が6㎝もあるような代物だった。いくらコンビーフが好きと言っても、何個も食べれるものではない。たしか4つで1人前だったと思う。2つを何とか食べて、テイクアウトしてもらった。ニューヨークの宿だったB&Bのオーナーのサナエさん(日系三世のおばあちゃん)に、「お土産です。」とあげたら滅茶苦茶喜んでくれた記憶がある。「あの店のコンビーフサンドは美味しいって有名なのよ。私の大好物なの。」(…と日本語で言ってくれた。)

アメリカの食事は、とにかく「飽食」という語彙がしっくりとくるくらい量が多い。たしかにコンビーフサンドは美味だったが、4つも食べてはいけないと思うのだ。(笑)長いこと、アメリカに行っていないが、この時のコンビーフサンドが、最も贅沢をした食事という思いがある。値段もそうだが、「到底食べきれないほど」の「好物」のコンビーフという組み合わせがそう思わせているように思うのだ。

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