2018年1月12日金曜日

アフリカは”shithole”か?

人種差別主義者が世界で最も権力を握っているという事実が、またまた報道されている。様々な理由で米国に逃れて来た移民への政策についての上院議員との会合での発言らしい。ハイチやエルサルバドル、アフリカ諸国は**のような国だと表現したという。(ホワイトハウスの広報はこの発言を否定していない。)

調べてみると、それは”shithole”というかなり下品な米語らしい。私は英語が苦手だが、報道によって、その日本語表現が違う。「便所」「肥だめ」「不潔な諸国」「汚い国」「野外便所」「汚い便所」などで、この語は禁句であるという記事もあった。Googleの翻訳ではシトーレという意味不明なカタカナ表記で終わってしまう。YAHOOの辞書も対応しない。weblio辞書では、「劣悪な場所」「粗末な建物」とあった。信じられない暴言だ。

日本でアフリカ学会が批判した国会議員レベルをさらに2段階ぐらい超えている差別発言だ、と私は思う。日本なら凄い批判を浴びて辞任モノだが、米国では、そう簡単に引きずり下ろせないのだろう。ナチスの時は、無批判なドイツ国民が、ユダヤ人や東欧の人々を巻き込み、さらに他の多くの国を巻き込み、結局不幸な結果に陥った。米国国民は、今こそ世界史に学ぶべきだと私は思う。このような差別主義者がトップにいる国の国民であることは恥以外の何者ではないと私などは思うのだが、米国人の友人達(前々任校のALTやアイオワ州の姉妹校の先生方)はどう思っているのだろう、とふと考えてしまった。

http://blogos.com/article/270723/
http://www.sankei.com/world/news/180112/wor1801120026-n1.html
https://www.cnn.co.jp/usa/35113086.html
http://news.livedoor.com/article/detail/14148971/
http://parstoday.com/ja/news/world-i38791
http://news.tvasahi.co.jp/news_international/articles/000118544.html
http://jp.wsj.com/articles/SB11358320518611063672504583632871344886556

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