2016年12月17日土曜日

私の新しい住処 タマンデサ13

雨季なのに、このところクアラルンプールは晴天続きだったのだが、今日は昼から久しぶりの凄いスコールが来た。人間は当然大変である。タマンデサでは、屋台で商売をしている人も多い。妻がよく買うジャックフルーツのおばさんとか、いつか買おうと話している「鴨爺爺」(北京ダックのような鴨のローストを売っている)とか。きっと果物屋さんも、インド系の人のための花屋さんも大変だ。バイクで走っている人も危険なので、どこかで雨宿りをしているはずだ。南国のスコールである。降り続く時間に差はあるけれど、いつかはやむ。この諦観が大事だとこの9か月で学んだ。

ところで、タマンデサには、野良犬の集団がいる。こう書くと、恐ろしいイメージだが、みんな臆病でおとなしい犬たちである。弱者が身を寄せ合って生きている、という感じなのである。以前にも書いたけれど、猫はマレー系の人も大好きだが、犬を嫌う。華人とインド系は犬も飼うが、人口統計的には、およそ6割に嫌われているわけで、マレーシアの犬は肩身が狭いのだ。

その野良犬集団が私たちの住処から見下ろせる家の近くまでやってくることが、しばしばある。下の家は華人系らしく、若いお兄さんが時折太極拳などを屋上でしていたりする。この家にはシェパードがいて、激しく吠えるので野良犬集団の来訪がわかるわけだ。シェパードは、「この近くにくるな」というサインを送っているのか、「よく来たな」と言っているのかわかならいが…。(余談だが、この下の家は大きくて、庭でシェパードの囲いとは別に七面鳥も飼っている。鳴き声が特徴的なのでわかった。)

今朝も、彼らはやってきた。妻は野良犬の集団に、「石原軍団」という名前をつけている。(笑)

ところで、先日タマンデサから、ミッドバレーまで歩いた(12月11日付ブログ参照)時、帰りに少し雨が降っていた。バスで帰宅したのだが、私たちの乗り降りするバス停の1つ手前のバス停が、「石原軍団」に占拠されているのを私と妻は見た。おおお~。

バス停は、東南アジア風の屋根がある、趣深いバス停なのだが、そこで石原軍団が雨宿りしていたのだった。突然のことだったので、バス車中から写真は撮れなかったが、目には焼き付いている。妻と、大笑いしたのだった。幸い、このバス停で降りる人はなく、何事もなかったけれど、もしいたら石原軍団の方が驚いて逃げ出しただろうと思う。今日のスコール、どこで雨宿りしたんだろうか。

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