2016年3月28日月曜日

最後の挨拶。卒業生に会う。

生徒にいただいた可愛い花束
9:00から単位認定会議だった。すなわち、先の成績会議で単位を認定されなかった生徒が、再チャレンジして、その成果が問われる会議である。ここで認定されなけば、その単位は取れなかったまま、となるわけだ。
その後、退職・転勤などの人事異動者が挨拶をするのが本校の習わしである。私も、挨拶をさせてもらった。今まで多くの学校で退職の挨拶を聞いてきたが、涙ながらの別れの挨拶が多かった。しかし、莫大な異動者(なんと28人。)がいれば、遠慮するしかない。2分くらいにコンパクトにまとめたのだが、なんか今の大阪の教育現場の窮状を表しているような気がする。本来なら、後輩の先生方に伝えたいこと、学校への思いを、本気で伝える最後の場だったような気がする。もう、そんな雰囲気もくそもない。心底、マレーシアに行けることに喜びを感じる次第。

ところで、今日も多くの卒業生が私の顔を見に駆けつけてくれた。1年生の時に担任したM君とSちゃん。この2人は、文化祭の主力だったし、ハランベープロジェクト(ユニクロの関係でアフリカの難民キャンプに古着を送るプロジェクト)を手伝ってくれた秘書軍団の2人である。さらに、2年5組の元気印のI君とI君。と女子生徒が続き、3年4組のクラス代表Tやんと、同じ大学で共に理学療法士を目指すM君。さらに遅くなって、野球部のT君と音楽部のO君が顔を見せてくれた。

こうして、卒業生が駆けつけてくれることに深く深く感謝したいと思う。みんなありがとう。
もう、H高校に出勤することもない。明日からはマレーシア行の本格的準備が始まる。

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