2016年3月27日日曜日

蔵書整理 本はトモダチなのだが…

データブックは各国事情の部分が厚く重いので、統計資料だけの分だけを購入した。
いよいよ、マレーシア行の準備をしなければならない。私がなにより持って行かねばと重要視しているのが、教材に使う資料である。服なんか、いざとなればすぐ近くにユニクロがあるのでなんとかなるが、留学試験の「総合科目」を教えるにあたって、必要な教科書や資料集を現地で手に入れることは難しい。クアラルンプールには紀伊国屋もあるのだが、日本人学校は小中学校だけである。大学受験関係の書籍は、需要がないはずだから置いていないと推測しているのだ。注文は可能だろうが、すぐに使う商売道具だし、とりあえず日本から運ぶしかないという結論に達したわけだ。

大抵の高校の社会科準備室には過去から現在まで様々な教科書や資料集、問題集の見本などが書棚に整理されているはずである。他の先生方に許可を得て、何冊か持って帰ってきた。買わねばならないものもあった。地理の統計要覧などがそれで、最新版でないと試験対策としては全く意味がない。と、いうのも私たちの世代では、マレーシアの産業というと、「天然ゴムとすず」となるのだが、現在は全く産業構造が変わっている。試験では、当たり前だが最新の資料をもとに出される。地理を教えるならば必須のアイテムである。日本史・世界史は近代以降が主なので、センター対応と同じと見て詳しいめの資料集で十分。問題は政治経済や現代社会で、時事的な問題もからむので新しいほうがいい。問題集も何冊か選んできた。

ところで、妻が今、自宅の莫大な私の蔵書を整理している。これだけは残して欲しい、という本もセレクトしたが、あまりに少なく悲しい。(言い出したらきりがない。かなり残酷な話である。本はトモダチなのだが…。)

学校に置いていた(教材以外の)本もアンダーラインを引いていないものは図書館に寄贈した。当然ながらアフリカ系の本が多い。秋田商業高校の国際理解教育関係の4冊も後ろ髪で図書館に置いてきた。それ以外は破棄である。(本はトモダチ、なのだが…。)

というわけで、自宅と学校に分散していた莫大な蔵書が、1%以下に減ってしまった。さらにその1%の中から、マレーシアに共に行く(教材以外の)本は、まだはっきり決めていない。スーツケースの重さと大きく関わっているからである。(本はトモダチ、なのだが…。)

2 件のコメント:

  1. 先生こんにちは。河津です。本の整理大変ですね。
    先ほど先生のGメールアドレスにメールを送りましたので、ご覧ください。

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    1. コメントありがとう。
      Gメール見ました。

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