2015年2月1日日曜日

毎日 AUの新議長にムガベ?

弱者に寄り添う報道を貫いたジャーナリスト・後藤さんに対する悲劇的な報道が朝からされている。もし、これが真実なら私もその暴挙に怒りを隠せない。
同時にこのことを利用して、日本=平和国家=ムスリムをはじめ世界中の人々から好意をもたれている国民という永年にわたって築きあげてきたテーゼをぶちこわすような動きに対しては、断固としてNO!を表明したい。

ところで、今朝の毎日新聞の国際面に、AU(アフリカ連合)の新議長(任期1年)にジンバブエのムガベ大統領が選出されたというニュースが出ていた。げげげっというのが、率直な感想だ。ムガベはもう90歳である。しかも、「失敗国家」という新語をつくったような独裁者である。どういう経過で、彼が選ばれたのか、興味のあるところである。

さっそく、ムガベはこんな就任演説をしたようだ。「アフリカの資源はアフリカやその友人のものだ。もう帝国主義や植民地主義者のものではない。」

…あたりまえのことだが、あなただけには言われたくないという感じである。思慮の浅い勢いだけの発言は、外交戦で時に大きなデメリットを生む。ムガベの就任が、サブ=サハラ・アフリカの諸国にデメリットがないよう祈るばかりである。

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