2015年2月24日火曜日

スーダンのドクター・カー

番組HPより
テレビ大阪で、沖縄のベンチャーIT企業が中心になって、スーダンで「ドクター・カー」を寄贈、地方の無医村を回っているという番組(日経スペシャル ガイアの夜明け)を見た。このプロジェクトを進めている企業の社長は、高校時代から日本に留学してきたスリランカ人の方だ。開発途上国では、医者の数も診療所の数も少ない。まして地方においておやである。

そこで、必要な日本の先端的な医療機器、特に血液検査の機材などを積み込んだ移動診療所として、救急車型の車を使っている。マラリアもすぐわかる仕組みだ。もちろん現地の医師が巡回している。

さらなる発展を目指して、何度もスリランカ人の社長はスーダンを訪れる。もっと広い空間で診療するためにトラック型に変えたり、さらに都市にいる専門医とドクター・カーを結ぶ通信システムも開発している。ドクター・カーで作成した電子カルテをもとに、直接専門医の意見を聞けるわけだ。しかも次に同じ患者が来たときは問診の時間が省ける。

アフリカといえど、携帯電話の普及で通信状態は問題ない。このドクター・カーというシステム、凄いな、と思った次第。是非、他のアフリカ諸国にも広げて欲しいものだ。

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/

0 件のコメント:

コメントを投稿