2011年5月10日火曜日

今、最も気になっている本たち

先日、J堂書店に足を運んだとき、「はしごを外せ」という本を見つけた。J堂書店はありがたい本屋さんで、椅子に座って”座り読み”ができる。少しだけつまみ読みしていた。かなり面白いのである。冒険的なまでに簡潔に述べると、先進国がいかに自分たちが発展するようにもってきたか、また途上国が発展しないようにもっていったかという内容だった。著者は、ケンブリッジ大学の韓国系のエコノミストのハジュン・チャンである。

政治経済の授業で、今、アフリカ開発経済学テキストV4.01をもとに近代国家論をやっている。非常に基礎的な資本主義の成り立ちや民主主義の成り立ちをやっているのだが、いずれ構造調整の話になる。その時までには読んでおきたいと思っている次第。春は宴会の季節で、どんどん出費がかさむので、そんなに高くはないのだが、今だ手元にないのが悲しい。(笑)

こんな本も今欲しい。「遊動民」 先日の京大の公開講座で置いてあり、ウメサオタダオ展でも目にしたアフリカの牧畜民の研究書である。無茶苦茶面白そうな内容だった。ぶっとい本で、価格がなんと10000円。アマゾンの古本も見たが春のこの季節に手に入れることが可能な本ではない。

これに先日紹介した「都市を生き抜く狡知ータンザニアの零細商人マチンガの民族誌」も、早く読みたいと思っている。これも手が届かない。あーあ。金欠状態である。結局、今日は放出の本屋さんで、文庫本を1冊だけ買った。.楽しみにしていた続編、「昭和天皇 第二部」である。

「タバコをやめれば、本もバンバン買えて、海外にも行けて、しかも血流も良くなるでぇ。」とは妻の悪魔の誘惑のようなコトバである。うーん。でもタバコは、きっと…やめれないと私は思うのである。

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