2010年11月23日火曜日

旅で発見したしょうもないコト

 今回の所用の旅で、いくつかしょうもない発見をした。今日は、そのことを書きたい。
駅弁/じゅうじゅう亭
新大阪駅の駅弁/じゅうじゅう亭
 新大阪駅の弁当である。松本人志のTVで有名になったらしい。そう言えばTVで見たような気がする。行きの新幹線「のぞみ」で食べた。これが評判どうり美味い。肉は冷めていても美味いし、その下のキャベツも絶妙である。そもそも、今回の所用で、私が最初に感じたのが、駅弁をたくさん食べれるという稚拙な喜びであった。しかしながら、その後、食事時間との関係で東京や水戸の駅弁をついに食することもなかった。結局昨日新大阪で、もう1箱このじゅうじゅう亭を買って家で食べた。情けない話だが、この駅弁には底知れぬ魅力がある。
新幹線における喫煙について
 私は、今夏の東京行きの際も、「ひかり」に乗った。自由席3号車が喫煙車だからである。「のぞみ」には喫煙車がない。そのかわり、喫煙ルームがあるというので、じゅうじゅう亭を食べた後行ってみた。狭い空間に立ったまま…。吸えないよりはマシだが、なんとも悲しい。「のぞみ」は、無茶苦茶早いので、せいぜい1回この高級感と劣等感が二律背反した空間に寄れば十分である。ところで帰路、熱海からは当然「ひかり」3号車に乗った。すごい煙と臭いである。笑わば笑え。私はこの「ひかり」自由席3号車を愛する者である。
常磐線のグリーン車
不思議なグリーン車
 常磐線という仙台と上野を結ぶ、水戸へのJR線には、普通電車に二階建てのグリーン車が連結されていた。初めて見たのでびっくりである。どんな感じなんだろうか。ちょっと乗ってみたい。ところで常磐線は、上野から日暮里まで東北本線で、日暮里からが常磐線の本番らしい。工事中の東京スカイツリーも間近で見たし、隅田川も初めて見た。さらに「亀有」なんて駅もある。おお。葛飾区である。(当然特急で通過したが…)千葉県の「柏」も通過した。茨城に入って「取手」という駅もあった。知っている地名があると、なかなか面白い。
ネーミングの愚と妙
 上野駅で、サウナの看板が出ていた。「サウナ北欧」とある。なんという直截的ネーミングであろうか。ネットで確認したらサウナ付カプセルホテルらしい。笑える。一方、帰りの「ひかり」は、浜松駅で停車したので、「バーデン・バーデン」という名の温泉センターを発見した。こちらの方は、少なくとも、ひとひねりしてある。少なくとも地元の子どもは、このドイツの温泉地の名前をいつか知り納得するであろうと思う。教育的効果から見ても絶対東京より静岡の勝ちである。
「面」をつけると脱構築
面白い恋人
 今回の所用でのお土産は妻が担当した。(私は、土曜日学校から駆けつけたのでよく知らない。)妻は早くに新大阪駅に着いて、いろいろと見て回ったらしい。で、変な土産が増えていると報告してくれた。私が大笑いしたのは、『面白い恋人』である。札幌の『白い恋人』の完全パロディである。まったく、面白ければ良いという大阪のポリシーが爆発である。「こんなことやってるから、大阪は馬鹿にされるんや。」とは妻の言。いやいや、見事な脱構築である。新しき文化創造ではないか、というのが言葉を発しなかった私の意見である。

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