2010年11月3日水曜日

アメリカ研修旅行団帰国の報

今夕、アメリカ研修旅行に行っていた英語科2年生が全員無事帰国したとの連絡を受けた。このアメリカ研修旅行、航空路線は、毎回異なるが、アイオワ州デモイン空港について、その後U校生徒宅でホームスティ、その後シカゴで半日観光して1泊、早朝にオヘア空港を出て、日本に帰国という大まかな日程は変わらない。私の時は、ユナイテッド航空が午前中は団体客を乗せないと直前に発表し、大騒ぎして航空路を変更、伊丹早朝(7:30)発のANAで成田へ飛び、ANAのシカゴ直行便を利用、オヘアからデモインへ飛んで、昼には着いていたのだった。今年は、昼のユナイテッド航空関空発、サンフランシスコ経由シカゴ経由デモインである。デモインに到着はかなり遅い。疲れたであろうと思う。
 さて、私の時(4年前)、U校を朝バスで出て、R80を一路シカゴへという日程にした。途中、イリノイ州に入る前にミシシッピを渡る。とはいえ、まだまだ上流なのであまり実感がわかない(笑)シカゴでは、科学産業博物館に入り、館内のフードコートで食事をとることにした。レストランで食事する時間がもったいないと私は思ったのである。アメリカの博物館は、日本とはかなり違う。なにより写真撮影OKなのが凄い。私は、これまでアメリカで航空博物館を中心に様々な博物館に入ったが、このシカゴ科学産業博物館は5指に入る。なにより、Uボートである。9月28日付のブログでも触れたが、潜水艦を間近で見れるという体験は日本ではあまりない。(ニューヨークのイントレピット航空宇宙博物館や、サンフランシスコ、ボルチモアにも潜水艦の展示があるが…)美術部の英語科2年生には、「是非見ておいで」と言っておいた。<今日の画像はそのUボートである。>その後夕闇せまるシカゴの摩天楼を一望して、空港近くのホテルへ向かうのである。私の時は、ここにシカゴ大学のBOOKSTOREが入っていた。シアーズタワーに昇るのもいいが、時間がないのである。無茶苦茶もったいないが…。シアーズタワーから、東を見るとミシガン湖が海のように広がり、南を見ると、スラム街が広がり、西を見ると遥か地平線が、そして北を見ると、ビッグジョンを始めシカゴの摩天楼が一望できる。(まあ天気にもよるけれども…。)研修旅行の目的は、あくまで語学研修である。ホームステイして自分の会話能力を試し、これからの学習につなげるのが第一である。また是非シカゴに来るようにすればいい。シカゴは全米の交通の要所である。また来る機会も必ずあるはずだ。そう言ってごまかしたことを思い出す。
 さてさて、2年生の英語科の諸君は、どういう感想を持ったのだろうか。楽しみである。

4 件のコメント:

  1. アメリカや中国旅行など、高校の時に大国に行ける良い取り組みですね。僕もニューヨークに行った時は食事の時間ももったいなく、サンドイッチを食べながら一日中歩き回ったのを思い出しました。特に今は円高なので、下手に国内旅行よりもアジアであれば安くつく可能性も高いですし。

    『山椒魚戦争』、僕は中盤ですが面白いですね。岩波文庫の赤はたぶん初めて買いましたが、ハマりそうです。

    返信削除
  2. 哲平さん、コメントありがとうございます。公立校で、アメリカに全員いける研修旅行は、おそらく本校だけだと思いますねえ。ありがたいシステムだと思います。山椒魚戦争の書評、近々書くつもりです。乞うご期待。

    返信削除
  3. ああ…シアーズタワー…ほんとに楽しみにしていたのですごく残念でした。笑
    でもアメリカへの研修旅行は、大学での友達にも自慢できるぐらい楽しかったです。高校のみんなともう一回行きたいぐらいです!!^^

    でもあれからもう4年も経つんですね。
    そして私はフランスに来てもう2カ月も経ちました。
    時間が過ぎるのはほんとに早いものです。

    返信削除
  4. あやっぺへ。コメントありがとう。元気そうでなにより。今日、研修旅行の写真を入手してさっそく、国際交流通信を作ったのだが、それが入ったメモリを学校に忘れてきた。(笑)近々公開予定。乞うご期待。(笑)U校はかなりきれいになっていた。

    返信削除