次に、先日エントリーした質実剛健の元となった戊申詔書が展示されていた。調べて間もないので、余計に感慨深い一所懸命に字句を追ったのであった。
その他にも、福沢の学問ノススメなども展示されていた。私自身は福沢はあまり好きではないのだが、こうして有名な書の本物を目にする機会はそう多くない。水戸で大日本史の本物を見た時以来の感慨にしたったのである。また、敗戦直後の黒く塗りつぶした教科書も展示されていた。これも本物を見たのは、初めてだ。その後、高野長英の隠れ家を見に行った。蛮社の獄の高野長英。宇和島の伊達宗城は、松平慶永、山内容堂、島津斉彬と共に幕末の四賢侯と呼ばれるほどの人物である。蘭学好きで、高野長英を庇護した。先日、エントリーしたとおりで、実に感慨深い。というわけで、卯之町散歩、天気はもうひとつだったが、実に実り多かった一日となったのだった。
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