2021年3月8日月曜日

続・本年度最後のサクラサク


昨年度の塾生で、ある芸術系の公立大学受験に失敗したOさんという子がいる。砥部焼の窯元の子で、才能豊かな子だった。塾でもデッサンや着彩をしていた変わり種でもあった。彼女も無事合格したという知らせを今日受けた。実に嬉しい。1年間一人孤独にデッサンをしていたのだろうと思うと胸が苦しくなる。しみじみ、よかったなあと思う。彼女の志も知っているし、この大学はそれにふさわしいコースがある。彼女の未来に乾杯。

一方、塾生ではないのだが、公立大学に合格した地元生がいる。彼とは、共通テスト前にキットカットを渡しただけの関わりだが、やっぱり嬉しい。これで三崎高校としては、国立はなかったが、公立4校に合格したことになる。

私は、昨日エントリーしたが、比較的公立大学に好印象を持っている。神戸市立外国語大学以外にも、大阪市立大学や大阪府立大学、奈良県立大学にも教え子を送ってきた。要は、生徒自身がそこで何を学び、自分の実存を確立できるかである。もちろん私立大学も同様。どんな大学だって100点満点はない。私も受験に関わるようになって長いが、結局のところ生徒自身の問題だと思うのだ。

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