2017年11月25日土曜日

街も政治も生き物である。

街は生き物である。日本でも1年ぶりに帰ってみると、新しい店が出来ていたり、新しい住宅が出来ていたりすると共に、つぶれた店もあったりする。我がタマンデサでも、来て早々にお世話になったフードコートの中華粥屋が閉店してしまい、妻が来てくれたから良いものの、単身なら大いに困っているところだった。

最近(といっても8月くらいだと思うが…)、同じ場所で新しいお粥屋が営業を始めた。前よりRM0.5高いのだが、これがなかなか綺麗に盛りつけしてくれて、しかも量も多いので、妻とよく食べに行くようになった。私はピータン、妻はゆで卵のチョイスである。(画像参照)カメラが故障中なので、なかなか写真が撮れずにいたのだが、今日、妻のバカチョンデジタルルカメラで撮ってみた。やはり、自動的にフラッシュをたいたりするので、写真的にはあまり気に入らない。(笑)

ところで、政治も生き物である。ついにムガベが大統領の座を降りた。見事な無血クーデターであり、マリの外相が言うように「アフリカの政権交代の新しいカタチ」となった。

そのアフリカに対して、とんでもない発言をする日本の政治家もでた。隣の選挙区の議員がアフリカとの友好議員連盟に参加していることを来賓挨拶の中で(おそらくはサービス精神の軽口だと思われるが)「なんであんな黒いのが好きなのか」という発言をしたらしい。この議員、大蔵官僚から何度も落選しつつ結局自民党に復帰し大臣にまでなっている。この程度の知性の輩が日本の政治を動かしているのかと思うと情けない。東大の法学部卒らしいが、学歴と人格は関係がないようだ。アフリカに学ぼうとする私からすれば、とんでもない暴言であり、到底ゆるせないものだ。差別的感情はついつい軽口からでる。差別感情はないという謝罪の言葉は絶対ウソだ。

そんなこんなで、長かったスクールホリデーが終わる。いよいよ月曜日から授業再開である。

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