2015年1月3日土曜日

ガンビアのお騒がせ大統領

ガンビアの市場の画像 http://shotaharada.com/archives/1804
WEBでアフリカのニュースを検索していたら、ガンビアでクーデター騒ぎがあったようだ。当の大統領は、ドバイへ外遊中で無事だったらしい。

ところで、このガンビアのジャメ大統領、WEBサーフィンしてみると、言動がたびたび注目されている。

2013年1月21日のロイター電。公務員を週休3日(金・土・日)にすると声明を出した。祈りや農業にささげる時間ふやすとのこと。2007年には、煮出したハーブからエイズ治療薬を発見したと発言。欧米からどえらい非難が沸き起こった。

2014年3月15日のAFP電。公用語から英語を外すと発表した。2013年10月には、「植民地主義の延長だ。」と英連邦からの脱退を表明。英国は人権について語る「道徳的土台」が備わっていないとも発言。その大統領は西側から人権侵害や報道抑圧を非難されている。2008年、同性愛行為が発覚したものは「斬首する」と述べ、同性愛者に国外撤去を求めた。

2009年11月17日のAFP電。政府が支援していると見られる「魔女狩り」が数か月間続き、全土を震え上がらせている。政府の命令で武装した男たちに守られた、自称「呪術師」らが、1000人以上の村人たちを誘拐、拘束、幻覚剤のようなものを飲まされたらしく、腎臓や胃に障害が起きた被害者も多く、8人の腎臓障害による死者が出ているという。この「呪術師」、ギニア人で、大統領が叔母の死を魔女のしわざだとして、呼び寄せられたとのこと。

2008年12月31日のAFP電。英国人宣教師が、ガンビア政府を批判したとして扇動罪で1年の重労働刑と罰金約85万円の判決を下した。ちなみに、ガンビアはイスラム教徒が80%である。

このジャメ大統領もクーデターで政権を握っっており独裁政権が20年以上続いている。ガンビアは、あの「ルーツ」で有名になり、欧米人の観光が主な産業である。…まったく。こんなんでいいのかね。

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