2014年10月9日木曜日

総合学習は団T・仮装で「数学」

 昨日は、5限目は学年での総合学習、6限目はLHRであった。第2回目の総合学習の担当は、数学のS先生である。全員を第1体育館に集めて数学の総合学習?私たちの知らない間に、生徒たちには団Tシャツで参加、仮装OKという連絡が流れていて、団長たちは気合の入った仮装をしていた。ちなみに我がクラスの団長・A君はミッキーマウスになっていた。(笑)そういえば、前日の放課後、我がクラスを覗くと、S先生のクラスのM君をはじめ、我がクラスの学級代表のT君もなにやらシナリオ作りに追われていた。「何してんねん?」と聞くと、「明日の総合学習の司会のシナリオです。」とのこと。彼らが、前に出て、数学の問題を出し、クラスで相談して団長が回答し、1位から3位まではメダルが贈られるのだという。なかなか面白い企画だ。

ところが、第1体育館には音響設備がない。ここがネックだった。問題や回答がよく聞こえない。とはいえ、各クラスはなんとか問題を確認し、回答をしていく。問題は、なかなか面白い。月3000円のこづかいをとるか、毎日2倍になるこづかいにするか?というのが最初の問題。初日は1円、二日目は2円、3日目は4円…。みんな計算に追われていた。さらに見合いで、最も気に入る女性と何人目に出会うかといった確率の問題などが出た。音響は悪いものの、盛り上がったのだった。いいなあ、こういう総合学習。

さて、6限目、我がクラスは、第2体育館に移動してバスケットボールをすることになった。生徒には、卒業までの残る日々を自主的に考えて決めていくように指示してあったのだ。すでにチームわけや試合順などを決めてあるという。自主的に準備し、進めていく。男女合同で4チームを結成していた。前半女子・後半男子の校内球技大会の方法だ。完全くじ引き制だったそうで、勝敗は度外視して楽しむというポリシーらしい。我がクラスには、男子の元バスケット部員が5人もいる。彼らは、自分で決めるのではなく、他のメンバーにパスをしていく。いいなあ、こういう配慮。だから、へたくそなメンバーも大いに楽しんでいた。女子の言。「パスは、無茶苦茶かっこいいけど、シュートは決まらんね~。」(笑)バスケット部員が多いからと言って、そのチームは決して強くないのだった。

試験一週間前のLHRで、他のクラスは自習しているところが多い中、我がクラスは大いに楽しんでしまったわけだ。担任としては、決めるところは決めて、メリハリをつけていこうと思う。

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