2014年10月18日土曜日

毎日 ボゴ・ハラムの停戦合意

http://abcnews.go.com/topics/news
/world/boko-haram.htm
毎日の夕刊に、ナイジェリア政府がボゴ・ハラムと停戦合意したというニュースが報道されていた。ボゴ・ハラムといえば、何と言っても270人もの女子生徒の拉致事件であるが、この件については、開放合意、交渉中、少なくとも無事と、どうも情報が錯綜しているようだが、とにかくも停戦合意が事実ならば、ビッグニュースである。

イスラム国を支持し、女子高校生拉致事件以後も北部で村を襲い続けていたボゴ・ハラムが、何故このタイミングで停戦合意をしたのか謎だ。単なる軍事的な戦略なのか、資金面での問題なのか、拉致者との身代金獲得目的なのか、いずれにせよ、彼らが軍事行動を以後も停止するとは到底思えない。

このところ、イスラム国を中心とした、イスラム原理主義過激派の連携が話題に上っている。ボゴ・ハラムの戦闘員が、ソマリアのアルシャバブ、シリア内戦、さらに遠くパキスタンまで関わっていることは、WHOの調査によるナイジェリア特有のポリオの世界的拡大でも証明されている。(本年3月19日付ブログ参照)何らかの連携があるのかもしれない。

とにかくも、女子学生たちが一刻も早く親元に戻れることを、遠く日本から念願するものである。

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