2014年10月3日金曜日

カズの「昔の名前で出ています」

http://blogs.yahoo.co.jp/
triple6kiriko/35432100.html
日経の朝刊のスポーツ欄に、カズの「サッカー人として」というコラムが時々載る。私は、現役にこだわるキング・カズが大好きなので、必ず目を通すことにしている。京都をカズが訪れた話から始まる。京都ではなじみの店に寄ると「おかえり」と迎えてくれるそうだ。神戸でもそうらしい。カズは、クロアチアに行った後、1年間、京都パープルサンガに所属した。その後、神戸ヴィッセルへ。それまで、日本代表やヴェルディ川崎、セリエAのジェノバといった陽のあたる場所から、決して強くはない京都・神戸と渡り歩いたわけだ。

「カズはもう死んだ」とか新聞に書かれたらしい。ところが得点を重ねると、「カズはまだ死んでいない」と書かれたり、とにかく、毀誉褒貶が激しい。まあ、カズ自身はそういうことを気にしないようにしていたらしいのだが、強いチームから自由契約になったわけで、気分が良いはずはない。だが、そんな京都や神戸にもいい選手やいい人々との出会いがたくさんあったという。だからこそ、優しくなれたとも。カズの生き様は、どんな環境でも常にベストを目指して努力する凄さがある。

今回のコラムは、最後に笑わせてくれた。小林旭の演歌で「昔の名前で出ています」というのがある。カズは、こう書いていた。京都にいるときゃ、キングと呼ばれたの 神戸じゃ…。横浜(ハマ)の酒場に戻ったその日から…。今、カズは現在、横浜FCの所属である。京都、神戸、横浜とまさに歌詞どうりだ。(笑)おもわず、ウマイ!と心の中で叫んだのだった。カズは、やはりキング・カズ。昔の名前のままで出続けてて欲しい。

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