2013年7月21日日曜日

下川祐治「鈍行列車のアジア旅」

今年の夏は、今のところ何処にも行く予定がない。私も妻も体調が思わしくないことが最大の原因であるが、こんな状態だとつい旅の本を読みたくなる。先日妻の用事につきあったとき、古本屋に寄る機会があって、下川祐治の『鈍行列車のアジア旅』という文庫を買い求めた。旅の本といっても、私はやっぱり下川祐治や蔵前仁一といったバックパッカーの旅本に魅かれてしまう。

この本は、単純に鈍行列車に乗ってみようという本だ。バンコクからシンガポールのマレー鉄道、ベトナム・ホーチミンからハノイ、台湾一周(東回り)、韓国・プサンからソウル、中国・北京から上海、フィリピン・マニラからビニャン(近郊の街)、中国東北部・大連から長春という7つの紀行で構成されている。台湾や韓国なら、私にも可能かなと思うが、この二カ国は、鈍行列車=通勤電車なので、横並びの座席で駅弁を食するのに憶してしまうような旅になっていた。中国の鉄道は、南京-上海間で乗ったことがある。だから、もういいかと思う。中国はとにかく人口圧で疲れるのだ。(笑)フィリピンも区間が短すぎるようだ。となると、マレー鉄道やベトナムかな。車内の食も魅力的だし…。

アジアでは、一気にハイウェイを走るバスが移動の主流になっているようだ。私は鉄男サンではないのだが、故・宮脇俊三の大ファンであるので、鉄道で移動できるのならそれにこしたことはないと思っている。別に鈍行列車でなくてもいいが、地元の人々と気楽に旅するのもいいなあと思う。

これまで、外国で鉄道(地下鉄を除く)に乗ったのは、アメリカ(ニューヨーク-ワシントンDC間、サンフランシスコ-サンディエゴ間)と前述の中国、それにイスラエル(アッコー-テルアビブ間)くらいしかない。東南アジアでは、ここに「食」が重要な要素となりそうで、また違った趣がありそうだ。うーん、体調が悪くて、とてもバックパッカー旅ができる状況にないが、ついウズウズしてしまうのであった。

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