2012年12月29日土曜日

ピロシキとパルナスの話

昨日、眼鏡を買いに行った後、妻とイタリア料理を楽しんだ。先日、「帰れま10」でピザの特集をやっていたので、美味しいピザが食べたかったのだ。京阪・枚方市駅の近くで初めて入った店だった。前菜もパスタも、そしてビスマルクというソーセージ入りのピザも、なかなか美味しかったのだ。もしカメラをもっていたら絶対写真を撮っていたはずなのだが、まさかそんな展開になると思わなかったので撮っていない。歳をとったのか、妻と突然、外で食事することが増えた。いつもカメラを持参しなければ…。

そもそも、この店に入るきっかけは、ピロシキなのであった。イタリア料理店なのにピロシキを販売しているのだった。私は、子供のころからピロシキ大好き。昔々阿倍野の近鉄の東側に「パルナス」という有名なロシア料理の出店があって、ピロシキを売っていた。ピロシキはロシア風の豚まん(関東風に言えば肉まん)で、めったに食べれない少年時代のごちそうの1つであった。

ところで、このパルナスというロシア料理店というか製菓店は、昔リボンの騎士などのアニメのスポンサーで「じっと目をとじてごらん~」というCMを流していた。YouTubeで検索してみると、そのなつかしいCM映像があった。そうそうこんな感じだった。妙に子供を不安にさせるロシアの存在。時代は冷戦下真っ盛り。我々の年代には、ロシアというかソ連のイメージがこういう感じで脳味噌の中にチンダル現象しているわけだ。ううむ。感激である。
そういえば、ピロシキのCMもあった。パルナスのピロシキなのでパルピロ。うーん安易なネーミング。この2つを合体させた貴重な映像記録である。興味のある方は、是非ご覧いただきたい。
http://www.youtube.com/watch?v=YKw4T_10sfQ

ともかくも、ピロシキは大好物である。妻は、180円のピロシキを手土産として5つ注文したのだった。50歳を過ぎても、食べ物に関して貧乏性(あまり金をかけない)の私は、「おお、贅沢ー。」と思ったのだった。(笑)

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