2012年12月15日土曜日

ESDのための仮想世界ゲーム1

タンザニア国旗
昨日、ESDのための仮想世界ゲームの第一歩を踏み出した。第三回目の仮想世界ゲーム実践は、本校3年生の文Ⅰクラス29名で行う。昨日は、年内最後の授業だったので、アフリカ開発経済学の講義前に、グループ分けを行った。

今回のゲームは、実際の国名で行う。先進国は、日本、アメリカ、ドイツの三カ国。国家の代表者(大統領や首相)と企業主、農場主と一般人の4名体制(1国だけ5名体制)。
途上国は、ブルキナファソ、ボツワナ、ウガンダ、タンザニアのサブ=サハラ・アフリカの4カ国。国家代表と一般人3名、計4名体制。これらの国は、なんとなく私の趣味である。(笑)生徒には、詳しいゲームのルール解説をせず、かなりアバウトな説明だけである。仮想世界ゲームは、実際のところやってみなければわからない。

「ウガンダって、どんな国すかあ?」「ゴリラで有名だ。最近国産の電気自動車をつくったりして頑張っている。」「オレ、ウガンダやります。」(笑)「俺はタンザニアをやります。あいつには負けたくない。」(笑)「タンザニアは今いい。頑張っているよぉ。観光名所も多いし。」「やったー!当たり!」(笑)

文系進学を目指す文Ⅰクラスは、2年生からクラス替えなしである。気心も知れている。だから、クラス代表に「決めて。」という一言で動き出す。

見ていて面白い。男子が先進国の首脳や企業主やアフリカ各国の代表にどんどん立候補していく。そこに女子が参加表明していく。「タンザニアを手伝うわ。」「イェーイ!」(笑)

仮想世界ゲームでは、適度に優秀な人材を配置する必要性がある。今回はゲーム進行の難易度をかなり下げたつもりだが、やはり重要である。幸い、文Ⅰのクラス代表はその辺をうまく配慮してくれたようである。アフリカ諸国もPRSPを十分書けそうだ。うふふ。

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