2011年3月22日火曜日

ウガンダの古着屋 ピーター

ウガンダのピーター氏
今日は私の誕生日でもあり、ピーター・オルワ氏の命日でもある。先日(3月16日)に失敗したKIVA JAPANのマイクロファイナンス融資に再挑戦した。またいろいろと苦しんだけど、Thank youの文字が出て、USのKIVAからメールが来たので成功したのだと思う。ほっとした。先日ご迷惑をかけたボランティアOさんや代表者のYさんからもメールをいただいたし、USのKIVAからも英文のメールをいただいた。恐縮するとともに、その懇切な対応に敬服した次第。いやあ、よかった。ほっとしたのである。
さて、今回の融資したのは、ウガンダの古着屋のピーターさんという人である。以下は、彼の紹介文である。
Peter is a thirty-five-year-old married man with five children living in his own house in Kasese, Uganda. He has been dealing in second-hand clothes for three years starting with a capital of 400,000 shillings and increasing to 3,000,000 shillings. His vision is owning a big boutique. Peter needs the loan to buy second-hand clothes.
なぜ彼に融資する気になったかと言うと、まず名前。(笑)やはり、故ピーター・オルワ氏にこだわりたい。次に、ウガンダ。先日訪問した秋田商業高校が生徒を連れって行ったウガンダに敬意を表したつもりである。最後に、「古着屋」である。これは、少し説明が必要である。先日、妻と所用で梅田に行った際、またまた紀伊国屋書店によった。そこで、”今一番読みたいが高すぎて買えなかった本”を見つけたのである。小川さやかさんという京大アフリカ研出身の研究者の本である。タイトルは『都市を生き抜くための狡知ータンザニアの零細商人マチンガの民族誌』である。何年か前、著者の小川さやか氏の講演を道祖神というアフリカ専門の旅行社のセミナーで聞いたことがある。私を入れてたった4人しか聴衆はいなかったのだが、「古着屋」というインフォーマルセクターの営みが、すこぶる面白かった。ブルキナで同じ都市の文化人類学を研究する荒熊氏が、小川さんの事をよくご存じだったので驚いたことを覚えている。この本は、小川さんの研究の集大成である。欲しい。早く読みたい、と思っている。しかし高価である。5460円。うーん。
と、いうわけで、トリニティな理由で、ウガンダの古着屋、ピーター氏に決定したというわけだ。
さて、今日は午前中準備室にたまりにたまった9年間の資料を莫大にシュレッダーしてから、新赴任校に行ってきた。来年度は普通科文系の必須・世界史Bを5クラス、普通科・体育/武道科の選択・政治経済を2クラス担当することになった。社会科の先生方の雰囲気もよく、旧知の先生方もたくさんいて、さらに新天地に意欲がわいてきた。

2 件のコメント:

  1. お誕生日でしたか。KIVA JAPANの融資にも成功した記念すべき日、おめでとうございます。
    H高校は、南で教頭先生とされていた先生が校長になられたんですよね?先生の今後のご活躍が楽しみです!!

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  2. Lily君コメントありがとう。残念ながら、元教頭先生は、現時点では他校の校長です。とはいえ、管理職の内示はまだなのでわからないですね。なかなかKIVA JAPANの融資、かなり私には難しかった。(笑)

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