2011年3月7日月曜日

本校の風をつかまえた少年G

大阪は、冷たい雨が降った日だったが、「サクラサク」の一日だった。そう、今日は国公立大学の前期試験の結果が出たのである。昨年11月30日付のブログで、奈良教育大学志望のG君のことを書いた。ついに「サクラサク」である。嬉しい。本当に嬉しい。T先生から朗報を聞いたときは、思わずハイタッチした。彼とは、一昨年の中国修学旅行からの出会いである。なかなかおもしろい生徒だ。なんとなくピンクのチョッキを着ている「春日」に似ている。したがって、だいたい私との挨拶は「チュース」であった。彼は生真面目な性格だが、ノリが良い。教師にあったほうがいい資質である。倫理の補習をやって欲しいといいだしたのも彼である。授業では1年間いじらせてもらった。(大阪弁で、おちょくる、これも大阪弁である…えーとよく相手にして授業を盛り上げる役を引き受けてくれた。)というわけで、繋がりが強かった分、嬉しくて仕方がない。今日のタイトルは、奈良教育大の推薦入試(残念ながらサクラチルだった。)の時、「風をつかまえた少年」を読んだ方がいいと言うと、彼はすでに手に入れていて、カバンから取り出したことに由来する。彼は、おそらく最も早く私のブログを探し当てた現役生である。どうやら、彼から私のブログが現役生に広まったようである。「何で、この本を知ってんねん」と聞くと、彼は「チュース」とごまかしたのだった。(笑)

G君と共に、現役で大阪教育大学の美術に、Kさんが「サクラサク」した。凄い!このG君とKさんは国語科の中で最後の最後まで国公立を諦めず頑張っていた。そう、入試は執念なのだと思う。これで、美術部から2年連続で国公立の美術に送り出したことになる。(私は別段何もしていないけど…。)

さらに浪人組からも大阪教育大学に2人「サクラサク」した。英語科の浪人組のYさん。昨年の国語科男子四天王(誰もが認める優秀な男子が4人いた。)の1人で、唯一浪人していたH君。彼は国語の教員志望だ。センターでは倫理90点越えだったそうだ。嬉しいなあ。嬉しい。本校から教員志望者がどんどん輩出されていく。

『はしゃいでる 扇の校舎を 見上げ、ふふっ』 空堀かるたの入選作、これはH君の作品である。今日の画像は、彼の読み札を「サクラサク」と合わせてみた。…めでたい1日であった。

4 件のコメント:

  1. またまたご無沙汰しております。
    お変わりありませんか?

    国立大学合格なんて素晴らしいですね。
    本当におめでとうございます。
    私は、志望校への受験はあきらめてしまった感じで、
    今の大学に入学したので、夢に向かって進んでいく
    バイタリティ素晴らしいです。

    そんな私ですが、卒業式では学部の総代を
    つとめさせていただく事となりました。
    棚からぼた餅 とは、まさにこのことです。

    返信削除
  2. yukimi君、総代なんてスゴイやないか。4年間の集大成やねんから。おめでとう。嬉しいねえ。またコメントちょうだいね。

    返信削除
  3. Anru Okaue2011年3月12日 18:23

    おめでとうございます!!

    まさに執念ですね。
    実は先日、妹も私と同じ大学に合格しました。
    念願の農学部です。

    おかげで母の病状も、かなり良いです。

    安心して就活に取り組めそうです^^

    返信削除
  4. Anru君へ。コメントありがとう。東北関東大震災のため、ブログ更新を自粛していました。ちょっと落ち着いたので、返信します。妹君、よかったねえ。たいしたもんだ。お母さんも。農学部はいいぞぉ。もし私が若く、理系なら農学部いきたかったなあ。

    返信削除