2021年9月23日木曜日

笑止 中国のTPP加盟

https://mainichi.jp/articles/20210923/k00/00m/030/165000c
中国がTPPに加盟申請しているとか。まさに笑止。そもそも、このTPPはアメリカが対中国包囲網の意味を込めてリードしてきたものだ。日本はかなりの国内の反対を押し切って参加したが、そのアメリカは抜けてしまったけれど。これは台湾をけん制した政治的工作だろうが、それにしても笑止。

理由は簡単で、中国は政治が経済を支配しているからだ。武漢での調査を求めたオーストラリアの石炭やワインを輸入禁止にしたり、古くは日本に対しレアアースを輸出禁止にしたこともある。そんな国がTPPに入れるわけがない。TPP参加国とは価値観が違いすぎる。

ところで、中国の経済がいよいよヤバくなっている。恒大という巨大な不動産ディベロッパーが破綻寸前である。恒大ほどではないが大きな不動産ディベロッパーが、先日香港市場で、たった1日で株価が十分の一に下落したそうだ。(香港市場にはストップ安というシステムがないとのこと。)当然ながら、恒大も株価を大幅に下げているが、今日は少し戻したようだ。日本の年金機構も、恒大に投資しているという話もある。

おそらく、リーマンショックほどではないにせよ、世界的な金融危機に発展するのではないだろうか。恒大に投資もしくはその関連企業には、世界中から投資が集まっているからだ。中国国内では、当然ながら様々な業種に波及するだろうし、そもそも給料未払が日常化しているようなブラック企業だらけなので、人民の不満が爆発するかもしれない。現習政権が、恒大を救わないのは、これら不動産ディベロッパーが江沢民に繋がっているからだと言われている。結局、中国共産党は政治優先、利権優先である。人民の不満が爆発した場合、台湾進攻などという冒険主義に走り、人民の目を台湾に向けようとする可能性すらある。

隣国も隣国だが、中国も中国である。同じ儒教文化圏と言われるが、仁も義もない。形式的な礼が残っているのみ。拝金主義と中国共産党のエゴイズムは、まさに国際社会の反社会的勢力と言っても過言ではない。こんな中国と弟がズブズブの総裁候補には、国を預かる資格はないのではないかと思っている。

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