2021年9月15日水曜日

秘伝 教材研究(地理編)7

https://pierre-bex.com/ja/usa-states-flags/
秘伝 教材研究地理編の続きを急にエントリーしたい。これまでは系統地理に関する内容だったが、これは地誌に関する内容である。今日は、アメリカの州コードを使った州名と位置の学習について。アメリカの地誌を教えるにあたって、50州の名と位置はかなり重要である。そもそもアメリカは州によってかなり相違があるし、模擬試験や本番の共通テストでも必須の知識である。

州コードの存在を知ったのは、昔、ユナイテッド航空のマイレージの獲得マイルを通知してくる手紙の住所の最後(もちろん最終はUSAだが…。)に、COと記してあったからだ。これはコロラド州の州コードである。

アメリカの州の名前は、超有名なもの(NY、CA、FL、TXなど)もあれば、属性のあるもの(KY、VT、OK、GA/ケンタッキー・ヴァーモント・オクラホマ・ジョージアなど)もあるが、ネイティブアメリカンの地名も多いので難しいものも多い。ウィスコンシン(WI)とかネブラスカ(NE)とかマサチューセッツ(MA)とか…。とにかく、耳からまず州名を覚えて、コードと結びつけるのが肝要である。コードと州名のつながりは、いくつかの法則性はあるが、完全ではない。一番悩むのが、Mで始まるコード。多いので難しい。中でもミズーリ(MO)が一番覚えにくい。

毎回試験では、コードの入った地図を掲載したうえで設問を作っている。生徒は位置についてまでは問われないわけで、安心するし、後は自然に頭に入っていく。

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