2021年9月9日木曜日

体育祭当日 3つの嬉しいこと

長い教員生活の中で、無観客の体育祭を初めて経験した。正直、なかなか辛いものがある。今の世の中はLIVE配信もできるので、そうなると思っていたのだが、編集して後日配信することになったようだ。とはいえ、生徒は、無観客という状況など全く意に関していないようだ。

開会の太鼓演技も、応援団も、ダンスパフォーマンスも、もちろんそれぞれの競技も…。彼らは真剣に体育祭に取り組んでいた。

長年、高校生と共に過ごしてきた。高校生の持つ純粋な部分が、こういうイベントの時に閃光を放つ。君が憂いに我は泣き、我が喜びに君が舞う。そういう打算のない時間が青春なのだと思う。このことの再認識をしたことが、嬉しいことの1つ目である。

今日も私は、大いに笑い、大いに感激した。3年生はよく知っているし、塾生以外の生徒とも親しい。圧倒的な少数(1・2年生は2クラスだが、3年生はⅠクラスをⅠ型・Ⅱ型で分けて2つの団を形成しているので10人くらい。)の3年生が、全ての責任を全うし、応援もダンスも看板もすべて例年以上のモノにまで仕上げたことだ。嬉しいことの2つ目である。

2年生とも話す機会がたくさんあって、来年のために問題意識を持って体育祭をすごすように言ってきた。1年生は初めてだが、”みさこうサイコー、さあ行こう”というキャッチフレーズの意味を今回の体育祭で十分認識したのではないかと思う。みさこうをサイコーにするのは自分自身なのだ。特に次のリーダーとなる2年生の成長は著しかった。こうして1・2年生が成長してくれたことが、嬉しいことの3つ目である。

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